アーツマたちばな

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ブランドの語源

いま、語源サイトを見たら、とても興味深いことが書かれていたので、急遽「雑記」というカテゴリを作った。
ブランドの語源が、罪人への烙印に繋がるというのである。
「文」の語源とまるで同じではないか!
罪人への文身と烙印・・・、つまり文化の発生(ブランド形成=名づけというのも重要な文化現象であるので)という部分では東西とも共通しているのか。

漢語林より:439p
【文】あや、あらわれ、すじみち、もじ、ことば、ふみ、学問、よい、仁徳。かざる、いれずみをする。・・
《解字》象形。人の胸を開いて、そこに入れ墨の模様を書くさまにかたどり、模様・あやの意味を表す。
《文化》(1)文徳で教化すること。力や刑罰を用いないで人民を教え導くこと。(後世になって出てきた意味と思われるが)(2)学問・芸術・道徳・法律・経済などが進歩して、世の文明が開けてゆくこと。文明開化。

ついでに、漢語林より:54p
【化】かわる、天地自然が万物を生成させる働き、聖人が人民をよい方に移し変える働き・教え、うまれる、ばける、しぬ、ほろびる、てじな。・・
《解字》指事。左右の人が点対称になるような形に置かれて、人の変化、すなわち、人の死のさまから、一般に、かわるの意味を表す。化を音符に含む形声文字に、貨、囮などがある。

文化が差別化や社会化、あるいは、死の知である葬送とかと関係していることが、なんとなく腑に落ちるのではないでしょうか。

もちろん、ぼくもブランドからすべてにおいて自由というわけではない。たとえば、沖縄という地名は特別で、そこ出身の人というだけで注目してしまう傾向がある。これも地名としてのブランドだろう。ファッションではコムデギャルソンオム。いま着ているものでオムプリュス(川久保玲自身のデザイン)は、かつて本店で総務省から辞職辞令を受け取った後に買ったシャツぐらい(若いときは少し買った記憶あり)で、だいたい穏便なオムである。

この苦い思い出を引きずる記憶を確認するため、2001.3.30のこぐれ日録を見たが記述なし。きっと買ったはずなのだが、ブランド物を定価で買ったということをあえて書かなかったのだろうと思う。何を書き、何を書かなかったかということを考えるのもまた面白い。
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by kogurearts | 2005-01-10 07:03 | 雑記