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大野一雄100歳などの記事

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/archive/news/2006/11/28/20061128dde018070047000c.html
現代を映す劇場:明るく輝く高齢の舞台人=高橋豊
 ◇100歳・大野一雄、90歳・戌井市郎、ゴールド・シアター
 俳句の季語に「冬紅葉」がある。冬の季節、明るく輝く紅葉に出合って、ほっとした経験をお持ちでないだろうか。
 少子高齢化社会のマイナス面ばかり言われているけれど、年を重ねて老いることの豊かさを実感させてくれる人たちが確実に増えている。
 舞台芸術が生んだ素晴らしい贈り物、「冬紅葉」の舞台人を紹介したい。

 ◇1年間、世界的「オオノ・フェスティバル」開催
 舞踏家、大野一雄が、100歳を迎えた。代表作に「ラ・アルヘンチーナ頌(しょう)」「わたしのお母さん」「睡蓮」などがある。欧米での公演も多く、「舞踏(ブトー)」を世界語にしたのは、大野の功績が大きい。
 100歳を迎えた10月27日から1年にわたる「大野一雄フェスティバル」が、開催中である。メーン会場となる横浜・バンカート1929(045・663・2812)で、同日、パーティーが開かれ、写真家、細江英公が大野の50代から撮り続けた写真集「胡蝶の夢:舞踏家・大野一雄」を贈呈した。
 パリのルーブル美術館が、来年1月まで特別室で大野主演の映画「O氏の肖像」の映像を流すなど、フランス、イタリアでも「100歳記念」の企画が行われている。
 来年1月下旬には、横浜の県立青少年センターホールで、二十数組の舞踏家らによるガラ公演「百花繚乱(りょうらん)」が開かれる。
 パリの関連企画、ワークショップから帰国した二男の舞踏家、慶人に、なぜ大野の舞踏が人の心をひきつけるか聞く。
 「『あなたは何のため踊るのですか』と問われて、父が答えたのは、『自分の命も、他人(ひと)の命も、大切にすること』。父は戦争で9年間、中国、ニューギニアと従軍しました。敗戦後、帰国の船で次々と仲間が亡くなり、水葬を行った。無事に帰国できたら、クラゲの踊りをささげるからと誓ったそうです」

以下、略

毎日新聞 2006年11月28日 東京夕刊

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by kogurearts | 2006-11-28 17:08 | 情報収集