文化 culture Kultur cultura〔耕す、育てる〕
〔定義1〕
人間が創るもので、集団においてそれらを
学んだり伝え合ったりすることができるもの
人為性(後天的)
習得性(学習的)
共有性(伝達的)
〔定義2〕
特定の集団の構成員によって習得され、共有され、伝達される行動様式、あるいは生活様式の全体系(クライド・クラックホーン:文化人類学)
〔定義3〕
人間が後天的に学ぶことができ、集団が創造し継承している(いた)認識と実践のゆるやかな体系(
池田光穂HP)
〔定義4〕
人間社会と外部的環境の相互関係、及び人間社会内部における様々な関係の中から生み出される人為的活動の総称(
横浜市立大学HP)
〔辞書的説明〕
人間が一定の目的にしたがって自然に働きかけ、生活を充実・発展されること。またその過程で作り出されたもの。ことに学問・芸術・道徳・宗教など精神的方面のものをいう場合が多い。(広辞林第6版)
〔2分類〕
生活文化・・生存と社会関係の文化 (物質文化・制度文化)
精神文化・・価値・表象に関わる文化 (狭義の文化概念、ハイカルチャー)
〔3分類〕
生存の文化(対自然との相互関係):衣食住、生産様式、経済活動
社会の文化(人間相互の関係):家族制度、政治、法律、企業組織
価値の文化(象徴・記号の体系)
学術(思想・学問・倫理・宗教教義を含む)
技術(科学テクノロジー・職人技芸・スポーツ技術を含む)
芸術(視覚芸術・実演芸術・言語芸術などで民衆的芸能を含む)