めくるめく紙芝居プロジェクト(略してMEK)、はじまります
TAM研のみなさんはもとより、
京都橘大学のアーツマネジメントに関心のあるみなさん
ぜひ、少しでもいいから、
この企画に主体的に関わってみましょう。
「めくるめく」=すっごく、うっとり
します
請け合いですよ!
そうだった、
7月27日(木)14時~16時ごろまで
MEKの打ち合わせを、研究室にて行います(林加奈さんと井手上春香さんと)。
ぜひ、TAM研のみなさん、関心のある学生さん、集まってください。
うっとりづくり=アーツマネジメントをするので、助成金はどうなっているかとか
このプロジェクトに参加するとじつに実践的な学習が出来るし、じっさい
みなさんが積極的に参加してもらわないと、障碍のある人たちに、紙芝居だけではなく
アーツマネジメントまで参画してもらおうという、実に新しく冒険的なこの企画は
うまくいかないのです。
ぜひぜひ。
当初、企画書に書いた私の狙いをここにアップしておきます。
いまは、「知的障碍」のみならず、障碍の幅を広くとることになっていたり、いくぶん広がっていますが。
めくるめく紙芝居プロジェクトの狙い(小暮宣雄)
①絵、ストーリー、演技、音楽など生活に密着した総合芸術である紙芝居を通じて、知的障害者の潜在的な表現欲求や創造性を顕在化し向上させること
②障害者の創造性、表現力とともに、障害者自身が自らを制作する力(プロデュース能力)に気づく機会とすること
③制作とはアーツマネジメントの実践の一つであるが、この制作の重要さをプロジェクトとして大切にすること。そのため、制作ワークショップを表現ワークショップとは別に行うとともに、障害者の表現行為をケアする人の大切さも知ってもらうこと
④街頭紙芝居を復活し、こどもからお年寄りまでが気軽に楽しめるような、まちかど文化を再生させること
⑤大学の教育研究を地域や社会に生かす機会としつつ、学生の実践的な教育現場として活用すること
なお、いまいただけた助成金は、
エイブルアート・アンステージというものです。明治安田生命さん。
もちろん、エイブルアート運動という活動がアーツマネジメントとして、どのような位置にあり、どういう課題とか、さまざまな議論があるか、研究者としてはかなりクールに見させてもらっていて。
それはそれとして、助成をいただいたわけで、その運動が、少しでもいい感じに変わればいいなあ、お説教くさいものがなくなっていくプロセスとしてやっていければいいなあ、と思っています、はい。